hit-air シリーズの中では軽量なモデルで、一番人気となっています。ジャケットの上に装着するかたちになるため、季節を問わず使用することが可能です。指定ボンベは60ccタイプです。腰回りの内側に調整用のベルトが付いていますので、夏用と冬用のジャケットでジャケット外側の大きさが違っても調整用ベルトで修正ができます。もちろんウエスト周りの調整も可能です。これによって、Lサイズの MLV-CタイプでもMから2XLサイズに対応となっています。同じように 2XLサイズの MLV-Cタイプも2XLサイズから4XLサイズに対応となっています。ちなみに、hit-airは輸出もされていますので、輸出用のサイズが製品にも記載されていることが多く、MLV-Cタイプでは 日本のLサイズ(Mから2XLサイズ相当)が「M」サイズ、日本の2XLサイズ(2XLサイズから4XLサイズ相当)が「L」サイズと書いてあるので、多少わかりにくい部分はあります。が、発想を転換して考えると 2サイズしか設定がないのでサイズ選びに悩むことが少なくて済みます。日本のジャケットで XLサイズまたはLサイズを着用されている方かそのサイズよりも小さなサイズの方は日本の Lサイズ(Mから2XLサイズ相当)を、日本のジャケットで 2XLまたは3Lサイズを着ている方もしくはそれ以上のサイズを着ている方は 2XLサイズ(2XLサイズから4XLサイズ相当)を選んでもらえれば、あまり間違いはないかと思います。身長が180センチでも非常に細身な方などは2XLサイズでなくてLサイズでもO.K.な場合ありです。ジャケットと違って袖丈の問題がないのでこの場合はウエストサイズで決めてもらっていいと思います。子供さんには、MLV-Cタイプでなくて子供用の SKVタイプを選んでください。小学生低学年の子供さんなどが MLV-Cタイプをダブダブな状態で着用すると、いざエアバックが作動という場合に体からエアバックが抜けてしまう場合があります。ややこしいことを記載していますが、hit-airを初めて使用する方には一番おすすめできるタイプです。エアバックを覆っている生地も丈夫で破けにくいですし、洗濯器を使った洗濯はできませんが、濡れた布巾やタワシなどでこすれば汚れも落ちやすいです。なお、汚れを落とす場合に化学薬品や洗剤は使わないで下さい。生地の内側のウレタン製のエアバク本体が痛む場合が考えられます。また、ワッペンや刺繍を入れるのもNGです。生地の内側にはエアバック本体が内蔵されていることを忘れないでおいてください。どうしてもチームワッペンや会社のマークを入れたい方は、MLV-Cタイプのようなハーネスタイプでなく、MC-5などのべスタイプや袖付のジャケットタイプを選んでください。これらのタイプは、エアバック本体とベストやジャケットを分離することができるからです。